Interview03
鳥栖事業所/製造部 Y・O 2012年入社
INTERVIEW03
CAREER
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1年目
製造グループ配属
マシニングセンター担当 -
3年目
NC複合旋盤担当
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7年目
ワイヤーカット担当
現在の仕事内容を教えてください
約10年前に同業他社から上原製作所に転職し、製造部にてワイヤー放電加工を担当しています。製造部は複合旋盤や研磨などさまざまな工程に分かれており、皆で1つの製品を作り上げる究極のチームプレーです。
硬い素材や複雑な形状の製品を扱うワイヤー放電加工は、加工機にさまざまな形状の部品をどのような取り付け方で加工するかによって精度が変わってしまう繊細なもの。とくに金属はひずむ性質があり、寸法精度が厳しい加工のときは素材の特性を熟知し、それを見越した加工を行うことで、ミクロン単位の精度を保持しています。
ワイヤー放電加工は工程の最後の部分を担うことが多く、失敗すると前の工程の人たちに迷惑が掛かると気にする新人さんが多いのですが、「失敗が経験になるから、恐れないでいい」と日頃から伝えています。失敗した方が記憶に残りますし、原因を探して次に活かせますから。わからないときにはすぐ助けを求めてほしいので、質問しやすい雰囲気づくりを心がけています。
上原製作所の魅力を教えてください
設備が豊富で充実している点がとても魅力的です。 自分が担当する工程以外の機械でも使ってみたいと思ったら使えるため、いろいろな経験を積みたい方にはおすすめの環境です。
休暇も取得しやすく、ワークライフバランスもとれています。効率化のために自動化や無人化を会社全体で進めており、どんどん改善していこうという社内風土があります。
社内の雰囲気は良く、年代関係なく社員同士の仲が良いと感じます。 社内にビリヤード台があって、仕事終わりにいろいろな部署の人が集まってビリヤードをすることもありますよ。
研修や外部の講習も充実しています。どの工程の担当になっても、マンツーマンでしっかり教えてもらえて、できるようになるまで丁寧にサポートしてもらえる体制があります。 ほとんどの人が異業種から転職してきてしているため、未経験者でも心配しなくて大丈夫です。
やりがいを感じるエピソードを教えてください
自分で考えて手を動かしたものが実際に形になることに達成感をおぼえます。 以前、複合旋盤を担当していたときに、複雑な形状の部品が失敗続きでなかなか仕上がらないことがありました。何日もかけて一つひとつの作業を確認しながら失敗の原因をつきとめ、やっと成功したときの嬉しさは今でも覚えています。
もともと前職ではフライス加工(切削加工)しか担当していなかったので、ワイヤー放電加工の技術は上原製作所に入ってイチから覚えました。最初は教えてもらってもうまくいかず、ミスしてしまうことも。先輩からたくさん教わりながら経験を積み、今では自分が教える立場となりました。
複雑な製品を担当したときに、思い通りにいかず何度も試行錯誤して、やっと完成したものを手にしたときの喜びは感無量です。 「ついにできたよ!」と他の人に見せに行きますから(笑)。ものづくりがすきな人ばかりなので、皆一緒に喜んでくれます。
ものづくりは難しいからこそ面白いもの。やりがいのある仕事なので、少しでも興味のある方にはぜひ挑戦してほしいです。そのためのサポートは何でもしますよ!